生き物が大好きな4歳児のクラスで、子どもが持ってきたアゲハ蝶の幼虫を飼っていました。毎日お世話をしたり図鑑で調べたりしながら、成長を楽しみにしていた子どもたち。
「さなぎになってる!」と発見してからしばらく経ち…朝、遊んでいる間はまださなぎでしたが、ふと朝の会の前に覗いてみると…あれ?立派なアゲハ蝶になっています!
子どもたちも先生たちもびっくり!!「わぁ~!アゲハ蝶や!」「きれい!」と、無事に羽化したことを喜んでいました。
アゲハ蝶をどうしてあげるかを子どもたちと相談。最初は「逃がすの嫌!」という子もいましたが、「でもお花ないしな…。」「飛びたいんちゃう?」と、最後には逃がしてあげることに決まりました。
テラスに出て虫かごの蓋を開けましたが、なかなか飛び立つ様子がありません。「がんばれー!!」と子どもたちが応援していると、ついにその時が。
飛び立った瞬間、「おー!!」と歓声があがり、元気に飛んでいく様子をじっと見ていました。
貴重な経験をした4歳児さん。これからも生き物を大切にする心を持っていってほしいなと思います。