2023年5月26日金曜日

わたしもやってみたい!

  5歳児さんが色水遊びをしていると「何か楽しそうなことをしているなぁ。」と、様子を見ていた1歳児の子どもたち。

 すると、1人の子が砂を入れたカップとスプーンを持ちやってきて、隣に座ったな…と思ったらお姉さんの様子を見ながらカップの砂を混ぜ始めました。

 同じように遊びだし、時々同じ机に座っていた5歳児のお姉さんたちに話しかけていたその子は、きっと同じ遊びをしているつもりだったんでしょうね。こうして自分より年上のお友だちに憧れをもち、やってみたいと思う姿って素敵ですね。

 こうした異年齢での自然な関わりも、園として大切にしていきたい姿のひとつです。








 

2023年5月24日水曜日

里山保育(5歳児くすのき組)

5月22日は東近江さとやまNannies森と水政策課里山活用推進室の方に来ていただき、里山保育を行いました。この日の里山保育は園周辺の田んぼみち。まずはそこで出会う鳥や虫、植物などについて教えてもらったり、約束事を聞いたりしました。『走らない』にはゆっくり・じっくり見ないと見つけられないという意味が込められています。普段歩き慣れた道や風景も、じっくり見てみることで新しい発見がありますね。


用意を整え、出発!出発の際、園で巣を作っているツバメが子どもたちにエサをあげている瞬間にも立ち会うことができました。


探索ポイントに到着し、探検カードを受け取って探索開始!カードには『きいろのはな』『とりのなきごえ』『たんぼのいきもの』などが書かれており、見つけたらシールを貼ります。

「あ、ここにあった!」「田んぼにおたまじゃくしがいる!」

「アメンボ見つけた!シール貼ろう!」「もう3つ見つけたよ!」

「それな、あっちにあったで!教えてあげるわ!」

この探検カードが、子どもたちの探索意欲を引き出してくれます。


「よく跳ねる体の大きいカエルはアイスクリームを持つみたいにお腹の下のところを持ってあげるといいんだよ。」と教えてもらい、上手につかんでいます。


水路にはエビやタニシがいっぱい!素早く逃げるエビを捕まえようと懸命に手を伸ばしていました。


なんと、カナヘビを見つけることができました!生き物好き、見つけ名人、捕まえ名人がたくさんいるくすのき組さんでした。


「そろそろ帰ろうね。」「帰る時は生き物は逃がしてあげるお約束だね。」という話を聞き、持っていたタニシやカエルを逃がしてあげました。そこで、子どもたちはカナヘビを水の張った田んぼに帰してあげました。「あ…。カナヘビは泳ぐのは得意じゃないんだけどな。大丈夫かな…。」と引率の方も心配そうに見守る中、慣れない泳ぎで陸地を目指すカナヘビ。途中、疲れたのか水中で動きが止まってしまいます。溺れてしまったのか?と心配しながら見ていると、逃がした子どもたちが対岸で「がんばれー!」「こっちまで泳いでおいでー!!」と応援してくれました。


すると、応援の声が届いたのでしょうか。不思議なことにカナヘビが方向を変え、子どもたちの待つ方へ再び泳ぎ始めました。「もうちょっと、がんばれ!」手をたたきながらカナヘビを応援し続け、カナヘビは無事に陸地へ戻ることができました。『いのち』を大切にするという気持ちが、子どもたちの心の中に芽生えていることを感じた1コマでした。
身近にあるこの豊かな自然に、今後も存分に触れて過ごしていきたいと思います。

おたまじゃくし みつけたよ!

  園の隣の田んぼで、たくさんのおたまじゃくしがかえりました。

 その様子を2歳児の子どもたちが見に行ってきました。

 じーっ…と田んぼを覗くと、たくさんのおたまじゃくしが!「あ!いた~!」「どこ?」「ほら、ここ!」「いっぱいいる!」と嬉しそうな子どもたち。少しだけ捕まえてクラスで観察することにしました。

「大きくなったらカエルになるんやで~!」「まだかなぁ?」「ちょっと大きくなったかも!」と、毎日覗いては成長を楽しみにしています。



2023年5月19日金曜日

すごーい!!

  先日、園の隣の田んぼの方が管理のためドローンを使用された際、デモンストレーションでドローンが飛ぶところを見せていただきました。

 「ドローンや!」「大きいなぁ。」と、なかなか近くで見る機会がないドローンに興味津々の子どもたち。ドローンが飛ぶと「うわー!飛んだー!」「速いなぁ。」「僕もやってみたい!」など大興奮!!

 着地すると「ありがとう!」と拍手をする子どもたち。「また見せてあげるなー。」と言っていただき、嬉しそうな様子でした。このように園の子どもたちのことを気にかけてくださり、ありがたいことです。貴重な機会をありがとうございました!



 

2023年5月11日木曜日

夏野菜の苗を植えました

 園の畑を一緒にお世話してくださっているご近所の方と一緒に、幼児クラスの子どもたちが夏野菜の苗を植えました。今年はミニトマト、きゅうり、なす、ピーマン、パプリカ、おくらの苗が園の畑に、そしてご近所の方の畑をお借りして、小玉すいかの苗を植えました。

 そらの鳥こども園は、畑を貸していただいたり野菜や花の苗を分けていただいたりと、地域の方々に支えていただきながら栽培活動を行っています。

 ご近所の方に植え方を教えてもらい、そーっと土をかける子どもたち。5歳児の子どもたちは、苗をポットから出すことにも挑戦!最初は「引っ張ったらちぎれそう…」とどうしていいかわからない様子でしたが、「後ろの穴に指を入れると取りやすいよ。」と教えてもらうと、上手に外していました。

 植え終わると「大きくなってね~!」と水やりをしていました。これから苗が伸び大きくなって花を咲かせて…と生長していきます。発見が得意な子どもたち。毎日の水やりや観察を通して、きっとたくさんの気づきがあるでしょうね。そこで見つけた発見や不思議も子どもたちと一緒に楽しみながら、収穫の時を待ちたいと思います。




 


2023年5月10日水曜日

天気の良い日は…



  そらの鳥こども園の園内、近隣はたくさんの自然に恵まれています。幼児クラスの子どもたちは、外に出ると虫かごを持って生き物や草花探しに夢中!小さいクラスの子どもたちは大きいクラスのお兄さんお姉さんたちに「いちごあるよ。ほら、ここ!見える?」「全部赤くなるまでとったらダメやで。」と優しく教えてもらったり、「かえる見つけたよ!見る?」「捕まえてあげようか?」と声をかけてもらったりと嬉しそうにしています。まだ自分で歩くことが難しい子も、移動車や抱っこで外気浴を楽しむ中で園内の草花に触れたりしています。

 散歩に行ったクラスの子どもたちは、帰ってくると「ただいまー!」「見て!こんなにお花見つけた!」「テントウムシもいたで。」と散歩で見つけたものを見せたり教えたりしてくれます。

 戸外遊びや散歩が気持ちいい季節です。機会を逃さず、たくさん外に出て季節の自然に触れたいと思います。