2024年6月10日月曜日

カプラデー

 今年度初めてのカプラデーがありました。カプラとは、積み重ねたり並べたりするだけで、お城や乗り物など自分がイメージしたものを作ることができる『魔法の板』です。そらの鳥こども園では、2~5歳児のお部屋にカプラがあります。3~5歳児は年に3回『カプラデー』として講師の先生に来ていただき、いろいろな遊び方を教えてもらいながら楽しんでいます。

 カプラには、『踏んだり投げたりせずに大切に使う』『自分の作品もお友だちの作品も大切にする』『友だちの作品を壊してしまったら、ごめんと謝る。謝られたお友だちは明るくいいよと言ってあげ、もう一度頑張って作る』という約束があります。約束を守りながら、どのクラスも楽しんで取り組んでいました。

 3歳児さんは、自分の好きなものを作ったりお友だちと一緒に高く積み上げたりと、自由に楽しみました。長い線路やお家、自分の背よりも大きな塔など、たくさんの“子どもたちが作りたいもの”ができあがりました!


 4歳児さんは、お友だちと一緒に“人形を入れたお家”を作りました。人形の大きさに合わせてどんどんカプラを積み上げ、屋根を閉じたらドアを開け、そこから人形を出してあげます。「壊れへんかなぁ。」「難しそう…」と、人形を出す時は子どもたちもドキドキ。うまく取り出せ喜ぶグループもあれば、途中で壊れてしまい残念そうにするグループもありましたが、どのグループも時間いっぱいまで諦めずに取り組んでいました。


 5歳児さんはUFOを作り、持ち上げて塔に乗せるという難しいことに挑戦!慎重にそーっと運ぶ子どもたち。成功すると「できたー!」と嬉しそうな声があちらこちらから聞こえてきました。完成した後は、周りに好きなものを作ったり、UFOに目や手を付けてカエルに変身させたりしました。


 
 日頃のお部屋遊びでもいろいろな作品が生まれています。カプラデーで教えてもらったことも取り入れながら、楽しんでいきたいと思います。